よちよち期の睡眠には三つの関門があります:昼寝の一本化、寝る前の攻防、そして「ベビーベッドをよじ登って出てくる」こと。ひとつずつ見ていきましょう。
第一の関門:昼寝を2回から1回へ(12〜18か月)
サイン:午前の昼寝がだんだん遅くなる、または午前の昼寝に押されて午後の昼寝が16時以降になる。それが2週間続く。 進め方:午前の昼寝を2〜3日ごとに15〜30分ずつ後ろへずらし、午後の1回に落ち着かせます(ふつうは12時半〜13時に始めて1.5〜3時間)。移行期に午後もたないときは、夜の就寝を早めて乗りきりましょう——夕方に寝かせて埋めるより、早く寝かせるほうがいいのです。
多くの子は3〜5歳まで昼寝を続けます。急いでやめさせないでください。
第二の関門:寝る前の攻防
「もう1冊読んで」「お水ほしい」「おしっこ」——これは自我と分離不安の合わせ技です。作戦:
- 手順を見えるようにする:寝る前の流れを絵にして壁に貼ります(お風呂→歯みがき→絵本2冊→消灯)。悪役はあなたではなく「手順」に引き受けてもらいましょう
- 限られた選択肢:「青いパジャマと恐竜のパジャマ、どっち?」「歯みがきと洗顔、どっちが先?」——流れの内側で、自分で決めた感覚を十分に与えます
- 必要なことを先に済ませる:水のコップを枕元に置いておく、最後のトイレを流れに組みこむ。よく使われる口実を先につぶします
- 境界はやさしく、しかしゆるがず:追加の要求には毎回同じ一言で応じます(「いまは寝る時間。遊ぶのは明日ね」)。同じ一言を百回実行するほうが、百の理屈を説くより効きます
第三の関門:ベビーベッドを乗りこえてくる
- ベッドを替える合図は「年齢」ではなく「安全」です:柵を乗りこえられるようになったら対処が必要です(床板を下げる→スリーパーで時間をかせぐ→ベッドを替える)
- 一般的なすすめは、子ども用ベッドへの移行を3歳ごろまで先延ばしにすること——早すぎると、「ベッドから出られる自由」によって寝る前の攻防が一気に激しくなります
- ベッドを替えたら、部屋全体を安全にしなければなりません(家具を固定する、出入口にゲートをつける)。夜中に自由に動きまわれるようになるからです
リズムの目安(1〜3歳)
- 睡眠は合計11〜14時間(昼寝を含む)
- 就寝は19:00〜20:30を目安に。「正確さ」より「毎日同じ」であることが大事です
病気、旅行、下の子の誕生は、どれも睡眠のぶり返しを招きます——もとの流れに戻れば、たいてい1〜2週間で軌道に戻ります。
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