はじめて園に送った日の泣き声は、どんなに肝のすわったお母さんの胸も痛くします。でも覚えておいてください:分離不安は愛着が健やかである証拠です。 私たちの仕事はそれをなくすことではなく、「いなくなる—帰ってくる」をくり返すなかで、ママが帰ると言ったら必ず帰ってくる、と子どもに確かめさせることです。
入園3か月前:力のリスト
身のまわりのこと(完璧さではなく方向をめざします):
- スプーンで自分で食べる、コップで飲む
- 「おしっこ」と伝えられる(おむつが完全に取れていなくても大丈夫です。先生に伝えておきましょう)
- 添い乳や抱っこなしでお昼寝に入れる
- かんたんな指示を聞いて実行できる(「コップをテーブルに置いてね」)
心の下ごしらえ:
- 園をテーマにした絵本を何冊か読み、「幼稚園ごっこ」をする
- 前もって園を見に行き、先生に会っておく。慣れは不安の解毒剤です
- 1か月前から生活リズムを園の時間割に合わせておく
別れの儀式:短く、ぶれず、はっきりと
- 決まった別れの動作をひとつ作る:ぎゅっと抱く+ハイタッチ+「お昼すぎに迎えに来るね」——毎日まったく同じに。儀式であることが、そのまま確かさになります
- 行くと言ったら行く:ぐずぐずして何度もふり返るのは、つらい時間を長引かせるだけです。まして、こっそり抜け出さないこと——「ママは突然いなくなることがある」という学習は、分離そのものよりずっと怖いものです
- 迎えは時間どおりに。そして約束が守られたことを言葉にします:「お昼すぎに来るって言ったでしょ。ちゃんと来たよ」
最初の2週間の現実的な見通し
- 1〜3週間泣くのはよくあることです。「登園時は泣くが、教室に入って5分で落ち着く」が標準的な筋書きで、先生に写真を撮ってもらうと確かめられます
- 帰宅後にくっついてきたり、赤ちゃん返り(おねしょ、哺乳瓶をほしがる)をするのは、正常なストレスの解放です。たくさん抱いて、たくさんそばにいて、叱らないでください
- 病気にかかる回数が増えるのは、免疫系の「新人研修」です。そのつもりでいましょう
見直しが必要になるとき
6〜8週間たっても毎日はげしく泣き続けて和らぐ気配がない、食事や睡眠を受けつけない、体の症状(嘔吐、夜驚のひどい悪化)が続く——先生と一度じっくり話し合い、必要なら入園を遅らせるか、園を変えることも考えてください。
分離に対する子どもの自信は、「離れないこと」では育ちません。「離れたあと、ママはいつも帰ってきた」という百回分の確かな記録によって育つのです。
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